尿 出づらいの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
半年前から尿が出づらく、毎回力まないと出ない状態でした。尿意は朝1回のみ、排尿回数が一日4,5回、毎回量も少なく、夕方になると足が浮腫む状態でした。
その代わり、汗はよく出ていて、それも悩みの種でした。中学生からの腰痛持ち、便秘気味、体の冷え(手足の先、下腹部、腰、太もも、お尻)、肩こり、生理前のめまいや頭痛、胸張り、腰膝の怠さも気になっていました。そんな中、インターネットで見つけた薬局に会社を早退して行ってみました。
薬局ではじっくり話を聞いてもらい、体を温め、水分代謝を促進するエネルギーが不足していることを指摘されました。生理の周期や量のことまで細かく聞かれたのには驚きましたが、体質の重要な判断材料の一つだと言われて納得しました。
気(エネルギー)を補う漢方薬と、水分代謝を促進する漢方薬をそれぞれ2週間分ずつ出してもらい、一日三回の服用を始めました。服用後2週間で、排尿の回数が一日6,7回と増えてきました。汗もそれと共に減ってきました。肩こり、手の冷えも改善、生理前の腹痛、腰の怠さも今回は軽めでした。
その後もお薬の種類を少しずつ変えて飲み続けたら、1ヶ月後には冷え、むくみが改善、生理痛がなくなりました。更に1ヶ月後には生理前の頭痛もなくなり、体の冷えも太ももを若干残すのみとなりました。その後も服用を続けていくほど体調はよくなり、相談カードいっぱいに書いた不調が嘘のようです。
この方はもう2年半以上欠かさず御来店頂いています。当初の主訴は尿が出づらいと言うことでしたが、その他にもいろいろと不調を抱えていらっしゃいました。
諸症状の根本的な原因である気(エネルギー)の不足を補う処方と、体を温めながら水分代謝をよくする処方をお出ししたところ、2週間後には排尿回数が増加、その後も他の諸症状も順調に改善していきました。
現在ではすっかり元気になられ、会社でハードに仕事をしても全く平気で、20代の若者の方が先にダウンするほどだと仰っています。
今では何かの不調のためというよりは、来るべき更年期に備えてアンチエイジングの為に通ってくださっています。
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